【完全版】韓国カジノの勝利金にかかる税金は?還付手順や税制区分について徹底解説

「韓国のカジノで勝ったときの税金ってどういう扱いになるの?」

韓国のカジノで得た利益は、外国人であれば現地での税金は取られません。ただし、一定の条件下で源泉徴収される場合があり、その際は現地での還付手続きが必要です。

そのため、あらかじめ還付手続きの手順を知らないと、思わぬ大損をしてしまう可能性があります。

そこでこの記事では、韓国のカジノで勝った際の税金の仕組みから還付手順、トラブル防止のポイントまでを網羅的に解説します。

正しい知識を身につければ、もし大勝ちしても冷静に対処が可能です。ぜひ記事を最後まで読み、手順をマスターしておいてください!

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【結論】韓国カジノの勝利金は所得税の対象!ただし韓国で払う必要はない

韓国のカジノで得た勝利金は所得税の対象ですが、現地で払う必要はなく、年末の確定申告で払うことになります。そのため、通常の勝ち額であれば、韓国国内で行う手続きは特にありません

ただし、ジャックポットを当てるなど大勝ちした場合、カジノで一律22%の源泉徴収が行われる可能性があります。この徴収分は、外国人なら全額還付を受けられますが、還付手続きは韓国滞在中に行う必要があります。

知らずに出国すると還付を受けられない上、確定申告で二重課税となり、大損する羽目になるので注意がしてください。

また、ジャックポットを当てて源泉徴収されなかった場合でも「勝利金証明書」は必ず取得しましょう。

勝利金証明書とは?

カジノでのキャッシュアウトの際に発行される、勝ち額を証明するための書類。基本的に自動で発行されるが、貰えなかったときはその場での請求が必要

大量の現金を持った状態で韓国から出国する際、税関で証明書が出せないと罰金を課される可能性があります。

韓国のカジノで大勝ちした税金を還付してもらう手順4ステップ

韓国のカジノで源泉徴収された際は、以下の4ステップで還付手続きを行ってください。

  1. カジノで源泉徴収証明書を取得する
  2. 空港の税金還付カウンターに行く
  3. 手数料を支払い必要書類を発行してもらう
  4. カジノに戻って還付金を受け取る

STEP1. カジノで源泉徴収証明書を取得する

まず勝ち額から源泉徴収された際は、必ずカジノから源泉徴収証明書を発行してもらいましょう。この証明書は、還付手続きで必ず必要になります。

注意点として、源泉徴収証明書は、カジノでの払い戻しを証明する「勝利金証明書」とは別物です。確定申告や税関申告には両方が必要なので、必ず2つとも発行してもらってください。

STEP2. 空港の税金還付カウンターに行く

源泉徴収証明書をもらったら、韓国の各空港に設置されている税金還付カウンターに向かいましょう。各空港のカウンターの位置は、それぞれ以下のとおりです。

空港名税金還付カウンターの位置
仁川国際空港・第1ターミナル:3階免税エリア28番ゲート付近
・第2ターミナル:3階免税エリア250番ゲートの向かい側、253番ゲート付近
金浦国際空港3階36番ゲート付近
金海国際空港2階4番ゲート付近
済州国際空港3階16番ゲート付近

還付カウンターに到着したら、係員に税金還付手続きを希望する旨を伝えてください。

STEP3. 手数料を支払い必要書類を発行してもらう

還付手続きに必要な書類を発行してもらいます。以下のものを準備して、係員に請求しましょう。

  • 書類発行手数料:約2,000ウォン(約220円)
  • 源泉徴収証明書
  • パスポート

手数料を支払って必要書類を受け取ったら、再びカジノに戻ります

STEP4. カジノに戻って還付金を受け取る

カジノに戻ったら、キャッシャーで書類を提示して還付金を受け取りましょう。

還付金を受け取るには、必ず源泉徴収されたカジノで請求する必要があります。他のカジノでは受け取れないので注意してください。

出国までに還付金の受け取りを済ませる必要があるため、スケジュールに余裕を持って手続きを進めてください。空港からカジノまでの往復時間も考慮して、早めに行動することが重要です。

韓国のカジノに行く頻度によって税金の種類は異なる!2パターンを解説

韓国のカジノで得た勝利金にかかる税金は、カジノに行く頻度によって種類が異なります。

  • 一時所得:旅行などでたまにカジノで遊ぶ場合
  • 雑所得:頻繁にカジノへ行って遊んでいる場合

一時所得の場合

旅行などで楽しみとしてカジノで遊び、偶発的に出た利益は一時所得の対象となります。

一時所得として認められる条件は以下の通りです。

  • 偶発的に得た利益であること
  • 継続的にカジノへ行っていないこと
  • 非営利目的であること

一時所得の場合、以下の条件で課税額が確定します。

  • 利益額の½が課税対象額
  • 課税対象額が50万円以下であれば確定申告不要(特別控除)

つまり100万円を超える大勝ちでなければ、原則として確定申告は不要です。

雑所得の場合

常習的にカジノへ行き、利益を得ることが目的となっている場合は、雑所得となる可能性があります。

雑所得として判断される条件は以下の通りです。

  • 利益を目的にカジノへ行っていること
  • カジノへ継続的に行っていること
  • 多額の利益を得ている、もしくは少額でも頻繁に利益を得ていること

雑所得の場合は、総収入金額から必要経費を差し引いた額が課税対象となります。

課税される所得金額税率控除額
1,000円~
1,949,000円
5%0円
1,950,000円~
3,299,000円
10%97,500円
3,300,000円~
6,949,000円
20%427,500円
6,950,000円~
8,999,000円
23%636,000円
9,000,000円~
17,999,000円
33%1,536,000円
18,000,000円~ 39,999,000円40%2,796,000円
40,000,000円 以上45%4,796,000円
引用:国税庁

表に則って、以下の条件で課税対象額を計算してみましょう。

  • 総収入額:300万円
  • カジノに持ち込んだ額:200万円
  • 渡航費・宿泊費:15万円

すると、課税対象額は以下のようになります。

雑所得 = 総収入額 ー 必要経費 = 300万円 ー (200万円+15万円) = 85万円

この85万円を上の表に当てはめると、税率5%、控除額は0円なので、所得税額は 85 × 5% = 42,500円 となります。

このように、一時所得とは計算方法が大きく異なるため、該当する可能性がある方は注意してください。

韓国カジノの利益にかかる税金の注意点3選

カジノで得た利益を申告する際は、以下の3点に注意してください。

  1. 負け分は経費として認められない
  2. 100万円以上の持ち帰りは税関申告が必要となる
  3. 申告もれは追徴課税を課される可能性がある

1. 負け分は経費として認められない

カジノの勝ち額を確定申告する際、負け額は必要経費として認められません

具体例として、かつてラスベガスのカジノで儲けた日本人が、負け額を「経費」として認められなかったケースがあります。この判例から、日本の所得税法上はあくまで勝った額のみが計算され、負け額は損失として扱われないことが判明しました。

日本の税法では、負けた分の損失が勝ちの経費として控除されず、「勝ったゲームだけで課税される」という極めて厳格なルールが存在します。

引用:Yahoo!ニュース

カジノで巨額のやり取りがあった場合、利益が出なくても重い所得税が課せられる可能性がある点は、留意しておきましょう。

2. 100万円以上の持ち帰りは税関申告が必要となる

日本へ100万円を超える額を持ち帰る場合は、韓国の税関で申告する必要があります。これは国際基準に基づいているため、相手国による差はありません。

この際に、カジノで発行される「勝利金証明書」が必要となります。よって、カジノ内で多額を儲けた場合は、必ずカジノに発行してもらいましょう。

基本的に自動で発行してもらえますが、もらえなかった際は必ず請求してください。

税関で現金の出所について聞かれた際、答えられなければ差し押さえの可能性もあります。きちんと説明できるよう、準備しておくことが重要です。

詳しい持ち帰り方法については、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

3. 申告もれは追徴課税を課される可能性がある

税関申告・確定申告ともに、申告もれは追徴課税を課されるリスクがあります。

特に、スロットマシンのジャックポットで多額の払い戻しを受けた際は、カジノ側に記録が残ります。これが税務署に知られて税務調査となった場合、申告漏れにより追徴課税を課されるリスクが否定できません。

確定申告は、くれぐれも嘘をつかず、正直に所得を申告しましょう。

韓国カジノの税金でトラブルにならないコツ3選

カジノの勝利金に関する税金でトラブルにならないためには、以下3つのコツを押さえておきましょう。

  1. 必ず税金と勝利金の証明書をもらう
  2. 金額と出所は正直に申告する
  3. 心配な場合は専門家に相談する

1. 必ず税金と勝利金の証明書をもらう

カジノでキャッシュアウトする際は「勝利金証明書」と「源泉徴収された際はその証明書」を必ず発行してもらってください。

勝利金証明書は税関申告の際、源泉徴収証明書は還付金の申請に必要となります。

基本的にカジノから自動的に発行されますが、万が一渡されない場合は受付に請求してください。後から取得するのは困難なので、その場で受け取ることが大事です。

2. 金額と出所は正直に申告する

税関申告および確定申告をする際は、カジノの勝ち額と出所を正直に申告してください。

日本でカジノは厳密に禁止されているため、後ろめたい気持ちになるかもしれません。しかし、韓国国内のカジノで得た利益である限り、完全に合法です。

変に嘘をつくと余計な手間を増やすだけでなく、虚偽の申告として罰金や差し押さえなどのペナルティを受ける可能性もあります。取り繕うことなく、素直に申告することが重要です。

3. 心配な場合は専門家に相談する

韓国のカジノで得た利益にかかる税金は、日本の所得税法が適用されます。計算方法や申告手続きが複雑なので、自分で処理する自信がなければ、税理士や弁護士などの専門家に相談しましょう。

専門家であれば、個々の状況に合わせて適切な所得区分の判断や正確な税額計算、確定申告書の作成サポートなど、最適な納税手続きを示してくれます。

確実に予期せぬトラブルやリスクを回避したければ、専門家に相談するのが最も安心です。

韓国カジノの税金に関するよくある質問

韓国国内でかかる税金はいくらぐらい?

韓国国内でかかる税金の多くを占めるのが「付加価値税(VAT)」と呼ばれる、いわゆる消費税です。

韓国国内の買い物では、一律10%の消費税がかかります。ただし、外国人旅行者が韓国国内の免税、もしくは税金の還付対象となっている店舗で商品を購入した際は、消費税の還付を受けることが可能です。

還付は、各空港の税金還付カウンターか、市内のキオスク機で申請できます。実際に還付されるのは、手数料を差し引いた4~7%ほどです。

ただし、免税対象となるのは、1店舗につき15,000ウォン以上の買い物をした場合に限ります。

韓国カジノの税金はばれる?ばれない?

はっきり言ってしまえば、申告もれがばれるかどうかは、額によるところが大きいです。

多額の申告もれがあった場合は、税務署の調査により発覚しやすく、説明できなかった際に追徴課税を課される可能性が高くなります

ただし、額に関係なく、正直に申告することが重要です。清廉潔白でいれば、余計な心配をせずにカジノを最大限楽しめます。

カジノの税金はおかしい?

カジノの利益にかかる税金がおかしいと言われる理由は、大きく分けて以下の2つです。

  • 負け額が損失として計上できない
  • 非課税にも関わらず源泉徴収される可能性がある

源泉徴収は還付金として取り戻せますが、問題は負け額が損失として計上できない点になります。日本の所得税法上仕方ないことですが、諸外国の所得税と比較しても異様であることは確かです。

ただし、いくら納得いかなくても、日本に住んでいる以上は守る必要があります

N9のキャンペーンを利用すれば宿泊費や渡航費を安く抑えられる

N9ではカジノでの利用金額に応じて、ホテル代や渡航費が無料になるVIPプログラムを提供しています。

プログラム対象のカジノは、次の5店舗です。5店舗のうち「セブンラックカジノ」は世界初提携、「パラダイスウォーカーヒル」は日本初提携となっています。

提携先カジノ一覧
  • セブンラックカジノ(ソウル)
  • パラダイスウォーカーヒル(ソウル)
  • パラダイスシティ(仁川)
  • ロッテホテル済州(済州島)
  • インスパイア・エンターテインメント・リゾート(仁川)

特典を受け取るために必要な利用金額(バイイン)は、以下のとおりです。

利用金額特典
100万円・宿泊費無料(最大2泊3日)
・ホテルまでの無料送迎
200万円・渡航費無料(エコノミークラス)
・宿泊費無料(最大2泊3日)
・ホテルまでの無料送迎
500万円・渡航費無料(ビジネスクラス)
・宿泊費無料(最大2泊3日)
・ホテルまでの無料送迎

プレイ時間やベット金額に条件はありますが、あくまで「利用金額」なので、カジノでの勝ち負けに関係がない点がポイント。カジノを思いっきり楽しむだけで、さまざまな特典が付くお得なプログラムになっています。

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